滋賀県長浜市にある財団法人 「湖北水源の郷づくり」の公式ホームページです。
暮らしのQ&A(電話帳)
催しのご案内(最新の内容)
催しのご案内(一覧)
催しのレポート
市民活動のご紹介
施設とお店のご紹介
 
 
 
(運営方針)
平成22年1月1日から新しい長浜市がスタートしたが、合併による行政の広域化と行財政の効率化によりこれまでのような決めの細かい行政の目配りやサービスが望めなくなることが予測されるところである。過疎・高齢化が急速に進行している農山村地域にあっては、これまで地域社会を支えてきた「結」「共助」の機能が低下しており、こうした行政・公共サービスの低下は地域の存続に関わる深刻な問題である。
こうした中にあって、地域に求められることは、地域の人的・社会的な資源を見直し、これを活用すること、そして、地域住民が連携・協力しまた行政と協働して主体的に地域を担う仕組み(新たな公共)を構築していくことである。それは単にこれまでの行政の補完にとどまらず、地域住民が自らの意志と行動で地域を創造していくことであり、地方分権下における住民自治確立に向けた取り組みでもある。
長浜市においても一部地域や市民活動が、こうした状況に対応すべく、様々な工夫をこらし一丸となって地域の自立に向た意欲的な取り組みが始められている。こうした各地域や団体の取り組みは、交流や連携を通して、互いに刺激となり、また大きな勇気を与え合い、さらに進化していくこととなる。
当財団にはそうした地域や団体の自主的・主体的な取り組みを促進しまたこれを育成・支援しつつ、各主体間・地域間の連携協力を促し、過疎・高齢化に打ち克つ地域力を高めていくとともに、市行政と連携・協調して住民と行政との協働が積極的にまた円滑に展開されるよう、「新たな結」、「新たな公共」の構築に向けた中核的な役割が求められているところである。
また、平成22年1月から新長浜市が誕生したことにより、当財団は、新長浜市の縁辺となり過疎・高齢化の進行が著しく、地域の活力や集落機能の低下が危惧される農山村地域(水源地域)における住民の主体的な活動を市行政と協調しながら支援し、もって長浜市の均衡ある発展に寄与していくこととなった。

こうした四囲の状況を踏まえ、平成22年度から本格的に財団の事業を展開していくこととなるが、平成22年度は、当財団が水源地域の新たなサポートセンターとして機能するよう、各地域・団体等との協力・連携体制の構築に全力を傾注する。その上で「新たな結」の構築、過疎・農山村・縁辺地域間、都市部地域との連携体制(ネットワーク)の構築、水源地域における主要産業である農業を中心とする地場産業の振興に力点を置くこととする。

 
(事業)
1 民間活動団体の支援・人材の育成およびネットワークの構築
新たな公共空間の創造が求められる中にあって、市民活動団体・グループはその重要 な役割を果たすこととなる。また市民活動団体が互いに連携・協力・補完し合いながら地域活動が一体的展開できるような仕組みも構築していく必要がある。そこで、人材の発掘・育成も含めて市民活動団体の育成を行うとともに、公共的団体、ソーシャルビジネスを展開している企業等も含め地域活動を行う者が集い、それぞれの団体の活動、課題、将来展望等について情報交換を行うとともに、個々団体の課題や地域の課題について話し合い、連携・協力して活動・対応ができるよう財団がプラットホームとしての役割を果たすとともに、必要な支援を行いながらネットワークの構築を図ることとする。
(事業内容)
(1)市民活動交流会・研修会の開催
市民活動団体の育成と団体間ネットワークの形成に向けて、情報交換と研修の場を提供する。
(2)市民活動相談の実施
市民活動団体が抱える様々な課題や問題の解決を支援するため、相談業務を行う。
(3)ボランティア活動研修会の開催
集落、地域における新たな相互扶助制度の構築を促すため、ボランティア活動への理解と普及を図る。
(4)「芸術村in余呉」への参画
水源地域の文化・芸術の集中的な発信による地域活性化のモデルとして、これが他地域への普及・拡大されるよう実行委員会に参画する。
 
2 水源の郷の再生と新たなコミュニティの創造支援
合併や行財政改革が進められる中、これまでのような痒いところまで手を差し伸べる 行政サービス(公助)が望めなくなり、また行政の目配りが薄れることは必至であるこ とから、自治の最小単位である集落の自治、相互扶助(共助)をいかに維持・発展させ るかは重要な課題である。とりわけ過疎地域においては一部で「限界集落」という定義すらあるように地域の存亡に関わる課題である。
こうした危機感を背景にすでにいくつかの集落では様々な取り組みが始まっているが、こうした取り組みをバネとして、またきっかけとして住民の新たな「絆」生まれ、集落自治そして集落共助(結)のシステムがしっかりしたものとなるよう、支援を行っていく。
(事業内容)
(1) 流域集落連携活動の支援
集落が連携して共同で地域の課題を解決する新たなコミュニティ(結)創造のモデルとして、余呉町丹生地区の共同取り組みを支援する。
(2) 集落活動応援システムの実証研究
過疎集落と大学生のワークキャンプのコラボレーション事業を支援し、過疎地域ボランティア応援システム構築の実証研究を行う。

(3) 集落活性化の調査・研究
集落活性化に向けた各地域における様々な取り組み事例を調査・研究し、これを体系化し、地域に供していく。

 
3 歴史・伝統文化等の伝承、保存
地域にはそれぞれ自然的・社会的条件から生まれた固有の歴史や伝統文化等がある。 それらは地域住民の生活や文化であり誇りでもあったものである。しかしその資源も都 市化の波や過疎化による後継者不足から埋もれさらに消滅の危機に瀕しているものがある。それらを守り、保存・伝承することは自然の保全と同様に水源地域の生活・文化さらには住む人々の誇りを守ることであり、地域の維持・振興さらに観光振興に欠かせないものである。
そこで、地域に埋もれ、また消滅してしまう技の伝承と伝承者の育成、人材や資源等の生活文化情報の記録の整備を行いつつ、水源の郷の歴史・文化の伝承・保存並びに信を行う。
(事業内容)
(1) 地域固有の歴史・伝統文化等の調査、研究、資料収集・保存
過疎・水源地域固有の歴史・伝統文化等に関する資料をできうる限り収集・保存し、地域活動の参考にもしてもらう。
(2) 地域イベントの企画支援
地域イベントへに積極的に参画し、企画や情報発信を支援する。
 
4 水源の郷の維持・振興

長浜市の水源地域は、長浜市の生活、産業を維持する高時川、余呉川、草野川、田川 等の源流および余呉湖を持ち、これら水資源を涵養する豊かな大自然を持っている。こうした自然資源はひとり源流地域だけではなく、長浜市、滋賀県の、さらには近畿1, 300万人の貴重な自然資源であることから、これを維持・保全していくことは流域住民の生活・産業・生命を守っていくことであり、上下流地域にとって共通する重要な課題ある。
そこでこれら源流地域の自然環境を地域、関係機関・団体、さらには他の水源地域と と連携協力してその保全の啓発に努めることとする。

(事業内容)

(1) 「水源の郷まつり」の開催
水と水を涵養している地域への理解を深めることを目的に、関係機関・団体と連携して開催する。

 
5 観光・交流の振興支援
水源地域およびその周辺地域には数多くの観光名所・施設があるが、これら名所・施設の総合案内機能が整っていないため観光客への発信力が弱く、地域の観光振 興が低調となっている。
一方、新長浜市が誕生し、観光行政が一本化されることにより市域全体としての新たな観光戦略が求められている。加えて、平成23年はNHKの大河ドラマで長浜市も舞台となることから多くの観光客が長浜市を訪れることが予測される。さらに「観光圏の整備による観光旅客の来訪及び滞在の促進に関する法律」に基づく広域観光圏による観光振興の施策も念頭に置いたとき、水源地域の観光は今後大きな脚光を浴びる可能性が大である。
こうした状況を踏まえ、都市地域には無い水源地域の魅力も再確認し、市の観光行政、 観光関係団体、地域住民が連携しながら地域観光・交流の施設整備や受け入れ体制の整備、発信の充実等を早急に行う必要がある。 そこで観光協会や観光ボランティア等との連携や支援を行い、また行政と連携しながら、水源地域における観光の振興を図る。
(事業内容)
(1) 市内関係団体・事業者等との連携促進
水源地域の各種団体・事業者等に呼びかけて、情報や課題を共有し、地域と一体となった観光・交流戦略が展開されるよう働きかける。
(2) 観光振興の調査・研究
そこの住む人・文化も含め、地域全体が観光・交流資源であるとの認識の元、地域住民・団体とともにニューツーリズム、体験交流等新たな観光・交流のあり方について調査・研究する。
 
6 地場産業の振興支援
一般的に水源地域には大手企業もなく、また雇用の場も少ないことから人口流出が続 き、少子高齢化の大きな原因となっている。産業立地も厳しい中にあって、地域の経済 力を高め、また一定就労の場を確保していくためには、地場産業の育成や内発型産業の 起業を促進することが重要である。
そこで、地域の主要産業である農林業の振興と経営安定を図るため、市と連携して県、 農協等関係機関団体の協力を得ながら、地域農業者組織の育成を図るとともに、耕作放 棄地の解消等農地の保全、特産品の開発や地場農産物のブランド化、地産地消の推進、 グリーンツーリズムへの取り組み等を促進、支援し、さらにこれらをビジネスとして発展させるべく、必要な調査・研究と取り組み団体への支援を行う。
(事業内容)

(1) 水源の郷特産品の振興支援水源地域の特産品の開発や振興、販路拡大に向けたイベント支援や研修会、交流会を開催する。

(2) 戦略的農業展開の活動支援
地産地消や農商工連携、6次産業化、特産品開発等地域農業の戦略的な取り組みを支援し、地場産業の振興を図る。
 
7 山村開発センターの管理
余呉地域住民の公民館活動、市民活動の拠点となっている山村開発センターの管理を市から受託するとともに、これに併せて財団の事務所を山村開発センターに移し、財団の機能とセンターの機能を一体化させることで、住民の市民活動への支援をハード・ソフト両面から展開していくこととする。
 
8 情報の発信・啓発
過疎地域において地域の活性化を図る上において、他地域との交流・連携は不可欠で ある。また、水源地域の豊富な地域資源は観光面においても魅力ある資源であるが、発 進力が弱いため埋もれてしまっている。また、このことが水源地域を都市部住民からは 遠い存在にしている。
交流人口を増やすためには、地域からの的確な情報をタイムリーに発信し続けること が重要である。また、発信のあるところに情報も集まってくる。さらに、地域内におけ る情報の積極的な交流も欠かせない。
そこで、あらゆる様々なメディアや組織的・人的ネットワークを構築し、駆使して水源地域の情報を発信していくものとする。
(事業内容)
(1) ホームページの運営等
関係機関・団体等と連携・協力し情報発信のネットワーク構築を目指すとともに、発信ツールを持たない市民や市民活動団体、自治会等の情報発信をサポートする。
(2) 森と水に親しむ集いの開催
「全国水の週間」に合わせて水の重要性を考え、水を涵養している水源地域の実情を広く市民に知ってもらうとともに、関係団体、市民活動団体の交流を図るための集いを開催する。

一般財団法人・湖北水源の郷づくり 〒529-0515滋賀県長浜市余呉町中之郷1159番地/TEL:0749-86-8037・FAX:0749-86-8047
Copyright(C)2010 Kohoku-suigennosatozukuri All Rights Reserved. 写真及び文書の無断使用はご遠慮ください。